来るべき災害に備えて、避難所に備蓄すると便利な段ボールベッドを組み立ててみました。東日本大震災の時は避難所から仮設住宅まで、段ボールベッドには大変お世話になりました。基本的には震災後に使用したベッドと変わらないように見えますが、そこここに工夫がみられました。中箱になる段ボール箱はガムテープ不要で組めるように改善されていました。また、新型コロナウィルス感染予防の観点からパーテーションや、就寝時の飛沫感染を防止する飛沫感染予防カバーまでついています。
ベッド自体の組立ては4人で5分ほど。パーテーションの組み立てには少々苦戦しましたが、それでも全部で30分かからずに組み立てることが出来ました。見た目以上にしっかりしていて、体へのあたりはソフトだし温かいし、何より車いすの方でも乗り降りしやすいので、高齢者の多いこの町の避難所には必需品だと思います。
第2期の福祉活動計画の重点項目の防災福祉マップ作成の時には段ボールベッドを地域の皆様にお披露目しますので、是非、組立てて、座って、寝て、体験して見てください。
↑「思ったよりもしっかりした作りでした。ベッド脇につかまれるような箇所があれば、もっと一人で起き上がりやすくなって良いと思います。」と感想をいただきました。
↑土台部分の中には小さい段ボールが4つ入り、上に乗ってもつぶれないように補強されています。