五葉地区 防災福祉マップ作成事業

6月26日(金)上有住の五葉体育館で、防災福祉マップを作成しました。

この事業は、五葉地区公民館と住田町社会福祉協議会が主催し、住田町民生児童委員協議会、住田町地域包括支援センター、寒倉・五葉中・大洞自治公民館、五葉地域づくり委員会の協力をいただいて実施しました。

たくさんの方々の協力のおかげで、当日は40人程の地域の方々が来てくれました。

 

先日届いた避難所用段ボールも会場に設置して、いろいろと体験していただきました。

マップの作成は、8地区に分かれて行いました。

話し合う中で、いろいろな課題がみえてきました。

  • 新型コロナウイルス感染症の対策を取った避難所運営
  • 緊急避難場所に避難する為に川を渡らなければならない世帯の避難
  • 浸水する可能性がある緊急避難場所
  • 普段地域と交わりのない世帯の安否確認の方法
  • 自力で避難できない世帯の避難 等々

これらの課題に対して、避難場所や要援護者の安否確認について検討しました。

大雨災害と地震災害で避難場所を変えることや、場合によっては自宅で待機する等、集落単位で地域の状況に応じた行動が考えられていました。

 

また、マップをみながら要援護者見守り及び安否確認名簿を作成し、誰が誰の安否確認を行い、誰に報告するのかを明確にしました。

最後に自治公民館単位で各地区で話し合った内容を発表し合い、情報を共有しました。

 

住田町社会福祉協議会では、防災福祉マップの作成を、第2期福祉活動計画の重点項目に位置付けています。

今後も町内各地でマップの作成を行い、地域の防災と地域課題の解決につなげていきたいと思いますので、ご協力をお願いします‼